【真作】黒崎彰 大判木版画『寓話81(Allegory)』W-81 Ed.20の内、No.1 1969年 直筆サイン入●新版画 創作版画 浮世絵 紫綬褒章 瑞宝中綬章 [68652624]

【真作】黒崎彰 大判木版画『寓話81(Allegory)』W-81 Ed.20の内、No.1 1969年 直筆サイン入●新版画 創作版画 浮世絵 紫綬褒章 瑞宝中綬章 [68652624]

販売価格: 125,800(税込)

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商品詳細

商品説明

カタログレゾネNo.78『寓話81』 1969年制作 木版画1枚(版木:6版5色、用紙:越前鳥の子紙) 限定20部の内、第1番(カタログレゾネには「刷り2点のみ」と記載されています。) マージン部に直筆サイン入 イメージサイズ:(約)69.4x49.6cm シートサイズ:(約)79.2x58.2cm●作者:黒崎彰(くろさき あきら、1937 - 2019)満州国大連市出身の版画家、京都精華大学名誉教授。 現代木版画家の第一人者。浮世絵の伝統木版画技法を用いた現代木版画から、紙という素材そのものを生かし造形するペーパーワークまで、幅広い作品を生み出しました。版画史研究家、版画教育家としても世界的に活躍しました。小学校5年生で兵庫県学生美術展で特選となり「絵描きになる」と宣言。伊藤継郎の新制作洋画研究所で油彩を習いました。「絵描きでは飯が食えない」という父親の意見もあって京都工芸繊維大学の工芸学部意匠工芸学科に進学しました。大学の授業内容が欧米のモダニズム一辺倒なのになじめず、京都の古本屋や浮世絵店通いに明け暮れ、北斎,芳年などの浮世絵、ゴヤ, ムンク, ゴーガンの版画に惹かれていきました。1965年に油彩とパステル画による初個展を開催するも満足せず、油彩を離れることを決心し、独学で木版画を習得、同年レクイエムを主題にした木版画シリーズを制作しました。学生時代に結核で生死を彷徨い、カトリックの洗礼を受けて救いを求めた自己の経験から、技術は未熟ながら真に迫る作品を創り上げました。1967年に「哀華」「哀樹」シリーズを発表し、日本版画協会展会友に推挙され、国画会の新人賞を受賞しました。1968年の「浄夜」シリーズでは、浮世絵の摺師を訪ねて学んだ技術を独自の技法に昇華して、より立体的・色彩的な作品を制作し、後期作品には黒崎彰を代表するモチーフの「階段」が登場しました。1969年の「寓話」シリーズで赤と黒のコントラストが際立つようになり、1970年には「赤い闇」シリーズを発表し、国内外において相次いで受賞しました。1972年の「失われた楽園」、続く「星の神話」シリーズではシルクスクリーンを用いた新混合技法を試みました。1973-1974年、文化庁芸術家在外研修員としてハーバード大学、ハンブルク造形芸術大学、大英博物館にて版画の研究(主にカンディンスキーの木版画とジャン・バブティスト・ジャクソンの色彩木版画)を行いました。1980年、前年に招待された中国旅行から着想を得て、版画集「中国」を刊行しました。1981年からの「軌跡」シリーズでは、黒色モノトーンのストロークの繰り返しのイメージ構成に一変し、
「時の軌跡」でソウルの第3回東亜国際版画ビエンナーレ 大賞、「炎の軌跡」で現代の巨匠 世界版画賞展 世界版画賞を受賞しました。1984年の「二つの時の間に」シリーズ発表。1980年の韓国訪問で強靭な韓国の手漉き和紙の韓紙に魅かれて以来、紙の素材そのものによる表現を追求した「ペーパーワーク」の制作に軸足を移していきました。2000年紫綬褒章受章、2008年瑞宝中綬章受章。※本作品が万一、公定鑑定人、または公定鑑定機関により、 真作でないという判断がされた場合は、返品・全額返金を受け付けます。 ※商品ご落札日より1週間以内に鑑定される旨をご連絡下さい。 ※鑑定料、鑑定に伴う諸経費は落札者様のご負担となりますので予めご了承下さい。■コンディション額は付属しません。版画のみの出品です。所々に小ジワ、裏面の縁にテープ剥がし跡が有ります。■発送方法送料:
YW (NY)



【真作】黒崎彰 大判木版画『寓話81(Allegory)』W-81 Ed.20の内、No.1 1969年 直筆サイン入●新版画 創作版画 浮世絵 紫綬褒章 瑞宝中綬章



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